*愛情と憎しみ*

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「…わからないの… これでよかったのかって。 本当はどこか後悔している。 …美香のことは本当に憎んでる。 許せないし、許すつもりもない。 でも…美香のことを思うと涙がでるの。 あの子の不幸を望むことはできない、幸せを願うこともできない。 浮気相手があの子じゃなきゃ、ただ憎むだけですんだのになって思うの…」 母さんはただ頷いていてくれた。
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