*胸騒ぎ*

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  陽介は喘息持ちで体が少し弱かった。 たぶん私の血のせいだろう。     「おばあちゃんお菓子くれるかな?」     「どうかなー? 陽介がお利口さんにしてたらくれるかもしれないね。」     私がニコッと陽介に笑いかけた。     「じゃあいい子にする!」     私にそう訴えてくる陽介があまりに可愛くて愛おしくなった。     私はきっと親バカなんだな…
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