親指と小指が近づく時

当て付け

今日もゆり子は和也くんにべったり。

もう見慣れたけど、それでもつらい。

せっかく2年生になって和也くんと同じクラスになれたのに、ゆり子は休み時間になると必ず教室に来る。

ゆり子「和也ぁ、今日和也の家行ってもいーい？」

和也「あぁ、いつでも来いよ。」

和也くんもゆり子が好き。

和也くんの顔を見ていれば分かるもん。

私は2人を見ていることが出来ない。

ゆり子がどんどん嫌いになっていく自分がイヤなんだ。