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?「はぁ…💧憂鬱だ…。」
俺がこの物語の主人公
春雨 燎(ハルサメ リョウ)
高校二年生の17歳
身長170センチ・体重60キロ
見た目・普通
父は会社員、母は専業主婦
という普通の男子学生だ。
兄と姉が一人ずついて、
兄貴は大学院生
姉さんは高校三年生だ。
兄貴も姉さんも
かなり優秀だ。
それに比べて俺は…
?「おい❗聞いてるのか⁉」
リョウ「え?えっと、なんだっけ💧」
?「何ボーッとしてんだよ💧」
リョウ「悪りぃ悪りぃ💦それで、何話してたんだっけ?」
?「修学旅行のことだよ❗沖縄なんだからさ~、気合い入れていか……」
…こいつは幼なじみの一人で
夏川 新咲(ナツカワ シンサク)
ガキの頃からの付き合いで
よき理解者だ。
シンサク「そこでだ‼」
でかい新咲の声に
体をビクッとさせ
話に耳を傾けた。
俺の席に俺と新咲を合わせて
四人いる。
秋本 帆乃華(アキモト ホノカ)
そして、
冬月 羽海(フユツキ ウミ)
二人は新咲と同様、
俺の幼なじみだ。
シンサク「燎もそれでいいよな?」
リョウ「え?」
ウミ「また聞いてなかったですか?」
リョウ「ス、スマン💧」
ホノカ「しゃきっとしなさいよ❗」
バシッっと背中を叩かれ、
シンサク「明日、修学旅行の買い出しに行くんだよ。」
リョウ「明日かぁ…。」
ホノカ「なにか用事あんの?」
ウミ「燎くんは、行けないですかぁ?」
リョウ「いんや、予定ないし行くことにするわ。」
シンサク「じゃあ、いつもの場所に9:00集合な💡」
ホノカ「あたしバイトあるから、お先に失礼~🎵」
と帆乃華は帰り、
シンサク「俺も塾の時間だ、先に帰るよ。」
リョウ「羽海は?」
ウミ「私は、迎えの車が来てるです✨」
リョウ「そっか。また明日な。」
……。
久しぶりだった。
一人で下校するのは。
しかし、
異様なまでに
辺りは物静かだ。
車一つ通らない。
なんというか、
嵐の前の静けさ
その言葉がピタリと当てはまる
リョウ「嫌な感じがするなぁ💧」
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