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20の時から此の世界に入り、25になった今では此処の女王 どんな男も女も私の手にかかれば猫同然 「っく…女王様…私を、私を虐めてください…」 「それなら私の足を御舐め…」 足を差し出すものならば喜んで舐める猫共。 気に入らないなら客に酒だってぶちまける。 手だってだす。 視界を遮り放置することだって日常茶飯事。 煙草の火を手の甲に擦りつけた時のあの声… たまらないわ。 店は深夜12時から開店。 30分もすれば店の中は煙草とアルコールの匂いでいっぱい。 私の座る場所は何時も決まって、四つん這いになる男の上。 さぁ、今日はどんな猫ちゃんが来るのかしら?
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