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裕也「待てよ…
意味が分からない!」
毒を打ち込まれた?
治療薬を持った人間?
そして虚像…
裕也「何で記憶がない事を知ってるんだ!?そして俺と拓也以外にも人間がいるのか!?」
正直かなり焦ってるが、
とにかく拓也と合流しなければ…
裕也「って、どこ行けばいいんだ!?」
周りには道がない。
正確には、
“ここに来た道以外”は
だが…
裕也「くそ!」
毒が体内にあるせいで、
時間がたてばたつ程、
焦りと苛立ちが募っていく。
ドン!
苛立ちから、箱を蹴った。
裕也「あ…!」
箱の下にはボタンと鍵があった。
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