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裕也「どうすればいい?」
拓也「まず毒だな…治療薬を持った人間を探すしかないけど…」
裕也「だよな…はぁ…」
落ち込んでいる裕也を横に
俺は気付いてしまった。
治療薬は俺が
持っている薬だ!
毒に効果があると
書かれていた。
言うべきか?
裕也の事を信じては
いないが、助けられる人間を
見殺しにする程、
俺は冷たい人間ではない。
拓也「あのさ…これ…」
俺は薬が入っているビンを
裕也に見せた。
裕也「ん?何これ?」
拓也「さっき拾ったんだけど
毒に効果がある薬みたい…」
それを聞いた裕也の目つきが
一瞬変わった事を
俺は見逃さなかった。
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