予想外

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裕也「本当は俺の事を 殺すつもりなんだろ?」 拓也「意味分かんない事 言ってんなよ!」 裕也「虚像からの手紙に書いてあったんだよ!治療薬を持ってる人間は、俺が記憶を無くす以前から敵対してたってな!」 拓也「え?」 あまりの予想外の言葉に 頭がおかしくなりそうだ。 裕也「図星か…」 拓也「俺はお前とは迷路で初めて会った!だから敵対してた何て嘘だ!」 裕也「俺は記憶を無くしてるんだから、何とでも言えるわな…」 拓也「俺の事信じろよ! これは虚像の罠だ!」 裕也「うるせー! お前の話しは聞きたくない!」 さっき渡した サバイバルナイフを構え始めた。 拓也「くそ…」 このままだと虚像の 思い通りになる。 多分、裕也は虚像にとって 邪魔な存在なんだろ… だから俺に殺させるのか。 でも何で自分達で 殺さないんだ? 忘れてた… この組織は狂ってるんだ。
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