褒美

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恭一「お選び下さい!」 拓也「ちょっと待て!未来の情報はないのか?」 黒服「質問はなしだ!人殺し!」 人殺し? 拓也「は?」 黒服「裕也という男を忘れたのか?薄情者め…」 もちろん忘れる訳がない… 生まれて初めて殺した人だ。 拓也「違う!殺したくて殺したんじゃない!」 黒服「ククッ…人を殺した奴は、みんな殺すつもりはなかったって言うんだよ!」 拓也「黙れ!」 恭一「まぁ…落ち着いて下さい。褒美はどうしますか?」 そうだった… 今はキレてる場合じゃない。 どうする? 実際、武器があった方が 多少は楽になる… 組織の情報は、前回みたいに ゲームと割に合わないのならいらない… 今回はやっぱり… 拓也「裕也の情報をくれ!」 恭一「分かりました。 おい…」 恭一が黒服に合図を送ると 黒服が書類を読み出した。
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