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時計を見ると
10時30分になっていた。
事務所から脱出をして
ゴミ箱に隠れて
青鬼に見つかってから、
まだ30分しか経っていない
拓也「…何でバレたんだ…?」
俺は今まで感じた事のない
恐怖に包まれていた。
見た目は赤鬼と違って
何故か【人】の姿を
していた。
唯一、違うのは角(つの)が
生えていて青い皮膚をしていた。
そして、赤鬼の金棒と違い
日本刀を持っていた。
拓也「あいつからは逃げる自信がない…」
俺は今まで…
俺は昔の事を思いだした…
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