褒美

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―未来・病室― 未来「さっき写真撮られたけど何だったんだろ?」 2時間前ぐらいに 黒服を着た男が突然来て 何も言わずに私を撮って 部屋を出て行った。 もちろん質問をしたが 何も答えてくれなかった… 未来「はぁ―拓也大丈夫かな…?」 痛かった腹部も 今は落ち着いたけど 今度は暇なんだよなー 未来「早く拓也に会いたい!」 私と拓也は付き合って1年だ。 私達は幼なじみの関係で 小さい時からお互いの家に遊びに行ったりした。 それは中学生になっても 変わらず、周りの友達からは随分と冷やかされた。 だけど私は冷やかし何て 気にせず、拓也との関係を続けていた。 そんなある日、拓也から 呼び出され行ってみると… 拓也のお母さんとお父さんが行方不明になったと聞かされた。 私はショックで泣きじゃくっていたが、拓也は我慢しながら私を励ましていた。
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