褒美

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チュン..チュン.. 拓也「ん…もう時間か…」 両親には、アイツらを 知られたくないので、 6時より少し早くに 家の前で待つ事にした。 軽く寝ぼけながらも 着替えて、家を出た。 拓也「さむっ!」 朝の6時の外の気温は 低く、風も冷たい。 一気に眠気が覚めた! 迎えが来るまで 第1ステージで貰った 未来の写真を眺めていた。 拓也「おはよ、未来!」 もちろん返事はないので 独り言だが、黙っていると プレッシャーに潰されそうになる。 拓也「今日は第3ステージだ…全部で何ステージあるんだろうな?」 俺にクリアする事が 出来るだろうか… 拓也「俺も頑張るから 未来も頑張れよ!」 黒服「おはようございます。」 未来に喋りかけるのに 夢中で、コイツの存在に 気付かなかった… 独り言聞かれたかな? 黒服「それでは早速乗って下さい。」 拓也「分かった!」 また目隠しをされ 車は走りだす。
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