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作者は2005年に高校を卒業してから大学を目指し浪人していたので時間には余裕があったので、暇さえあればおやじの見舞いに行った。 浪人…とは形だけで勉強なんて殆どしていなかったので行った日は1日中病室にいた。 おやじはと言うと病院食に不満があるらしく、口を開けばアレが食いたいだの人の飯が羨ましいと言っていた。 おやじが羨ましがった人の病気は末期癌。 そりゃ好きなもの食べられるだろうね。 コロッケがよっぽど羨ましかったらしく、見舞いに行くたびにコロッケが食べたいと言っていた。
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