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「学園に・・・俺がですか?」
「15で学園に通っていないギルド員は必ず通うのじゃよ。費用はギルドが全て持つから安心じゃ。お前さんとて例外には出来ん」
「しかし・・・」
「マスター命令じゃ。ほれ、任務通知書」
ポイッと投げられた紙筒を受け取り、中を見ればはっきりと任務内容が書かれ、憎たらしいことに普段の任務通知書には面倒だからといって書かないマスターの直筆サインも入っている
「逃がしはせんわい」
「ぐっ・・・・」
書類の不備がまったく見つけられず、うなだれる黒栖
「明日からお主はカイ・ヴェスペリアとして学園に通ってもらう。階級を友人にバラすことに関しては任意とする」
「・・・・・・・了解」
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