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「こんなもんか」
キャリーケースにあらかたの荷物をまとめ終わると、最後の箱を開けた
中には制服らしき服が入っていた
青を基調とした派手過ぎない色合いで黒栖は気に入ったようだった
「そういえば、白誉たちも15だったな。あいつらも学園に通うのか・・?」
想像をしてみるといろいろと大変そうだと呟いた
「白誉に黄壱は煩そうだな、赤甫はあの2人を止めるのに必死で緑楽と紫燕は我関せずといったところだな。青濫は・・・笑ってるな」
一通り想像が終わるとベッドに横になった
学園は寮生活なので、しばらくこの部屋ともお別れだ
「学園か」
新しい生活に胸を踊らせながら、黒栖は眠りについた
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