プロローグ

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よく見れば所々に人影が見えた 「緑楽に黄壱、あぁ紫燕も。確かに全員いますね」 すっと立ち上がると青濫は「隊長」と少年に声をかけた 「黒栖隊長。カラー部隊全員集合致しました。任務の終了を報告致します」 「わかった」 黒栖が青濫の方を見れば、その後ろには皆が立っていた 「ご苦労だった。今日の任務はこれで終了だ」 その一言に安堵の声が聞こえた おおかた白誉あたりだろう 「これより、皆がかねてから希望していた1週間の休暇に入る。休暇だからといって気を抜かぬよう忠告しておく」 「了解」 _
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