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「ここが…私の"はじまりの場所"か…よし!!がんばるぞ~」
この町から、私の狩りが始まるんだ。
そう思うと心が高まる。
「それじゃ、荷物は家の中に置いてあるから、がんばりなよ」
私のいた街からこの村まで、昔の父の相棒である"モンド"と言う人が運んでくれた。
途中、よくわからない青いモンスターに襲われたが、モンドさんが素早く倒してくれた。
私は「さすが~」なんて笑っていた。
今更思うのだが、あんなのを…いや、あれより大きなモンスターを私は狩るんだってね…
「今更ながら…めまいが…」
「おや?こんな時に村人が増えるとは…」
青い防具が目立ついかにもハンターが立っていた。
「あっ、よろしくお願いしま~す。」
青いハンターは少し嫌な顔をした。
「キミはこの村の状態がわかってるのかね?」
私はありきたりに首を傾げた。
呆れたように頭を抑え続けた。
「今、この村の近くに"雄火龍リオレウス"が巣を見張っている。そんな状態で、今村人を非難させようとギルドが動いてるんだ。そんななかでキミは…って聞いているのか」
「…ハッ!?」
青いハンターの長ったらしい話によだれが…
「はぁ…まぁいい…」
「あの~」
「なんだね?」
「私…ハンターになりたいんですけど?」
「…ここは教習所かね?さっきも二人、この村で新米になりたいとかいった輩がいる。村長のところにいってこい!!自力で村長を探すんだな!?」
…あの~なんで怒ってんの?
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