41人が本棚に入れています
本棚に追加
/233ページ
その頃の僕には自嘲癖があった。
だけど理由も沢山あった。
リアルで色々起きていたから。
「そんな風に自分を戒めたら駄目だ。少なくとも俺は、夜空のことが好きなんだからそんな風に言わないで」
『 愁、』
「今まで色々な人達と出会って来た俺だけど、ただ俺は俺を守ることで必死で周りは何も見えていなかった。だけど夜空だけは守りたいと思うよ。一体何があったの。何を抱えているの」
その台詞を
そっくり返したいよ。
愁。
君が話す言葉は不思議だね。
ぐんぐんと心に入ってくる。
愁から見える世界は
どんな世界なんだろう?
最初のコメントを投稿しよう!