異変

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ー5月26日深夜0:15ー 「やば、晩御飯ねぇや。買い行かなきゃな」 この男は橘勝平21歳。一人暮らしで食事は幸いコンビニが近くにあり、だいたいコンビニですませる。 顔立ちは良い方だ。 ガチャ ガチャン カンカンカンカン… タタタタタ ・・・・・ ウィーン 「明日の朝ごはんも買ったしあとは…あっもうすぐ始まるじゃん」 勝平は0:30からあるドラマを欠かさず見ていた。 「急ご!」 タタタタタ… 「あの曲がり角をまがったら家…」 タタタタタ ドーン バサ 勝平が曲がり角を急いで曲がったとき、前に女の人がいてぶつかった。 「すいませんm(__)mちょっと急いでいたもので」 ジー 「・・・」 女はしりもちをついたままこちらをジーと見ている。 (なんだよコイツ気持ち悪いな) 「それじゃ」 タタタタタ カンカンカン ガチャ バタン 急いでアパートを駆け登り、部屋に入った。 「キモチ悪いって」 そう言ってカーテンを開き窓の外を見た。 シャー(カーテンの音) ジー 「うわっ!まだみてるよあいつ」 女は一人突っ立ってこっちをみていた…
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