異変

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ー翌日ー 正午 「ふぁ(あくび)あの女、ドラマ見れなかったじゃんかまったく」 そう言いながら仕事の準備をした。 カンカンカン 「雨降ったのか」 階段を下りているとぽつぽつと雨が降っていた。 「激しく降るかな」 タタタタタ 「ん?あっ!」 勝平は立ち止まった。 「あいつ、まさか」 なんと昨日女がいた場所が濡れていなかったのだ。 「そんな訳ないか…」 タタタタタ 勝平は仕事場へいった。 ・・・・・ 「あー疲れたぁ、また残業かぁ」 「おっ頑張ってんな」 「あっ先輩!お疲れッス」 この人は中野先輩だ。時々からかわれるが優しい人だ。 「これから飲みに行くけどどお?」 「これから残業なんで」 「そっか、じゃまた今度な」 「はい」 ・・・・・
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