*第一章*

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中二の冬、私たちはそろそろ中三になる時期 柚「…ちょっと…」 恭「…どーしたの柚…?」 柚「そんなに抱きしめないでよ!?」 私はそう叫んだ 恭「だって…柚が暖かいんだもん♪」 柚「だからって!?やめろー離れろぉ!!」 恭「いいじゃーん幼なじみなんだし☆」 "幼なじみ" 私にとってこれは嬉しい事か悲しい事なのか分からない… 一番近いからこそ言えない事があったりする… "好き"っていう気持ち… 「全く…見せ付けんなよー♪」 「羨ましいじゃない♪」 柚「美奈、夏乃!」 梶山美奈子と一ノ瀬夏乃がやって来た もちろん私の親友♪ 美「早く恭弥君に告っちゃえばいいのにー」 夏「そーだよね♪」 柚「無理だよ…だって恭は私の事好きじゃないし!」 恭は私の事幼なじみとしか思ってないの… 美・夏「絶対両思いだよね…(汗)」 一人落ち込んでいる私の方に美奈と夏乃が駆け寄って来た 美「柚可愛いんだから他の男探せば?」 柚「やだ…」 だって恭一筋だもん☆ 例え叶わなくたって…!? 柚「次は移動だよ!ほら行くぞー」 .
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