*第一章*

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☆恭弥 Side☆ 冬休みも終わり、そろそろ中三になってしまう 俺は今日も柚と一緒に学校に向かった 教室に着いて鞄を自分の席に置き、柚の元に直行! 恭「ね~柚~♪」 柚「どーしたの?」 俺はにっこり笑った 回りの奴ら(女子)は「キャー」とか「萌えー」とか言って鼻血出してるけど やっぱり柚はきょとんと俺をじっと見つめるだけだった 柚「で、どーしたの?」 恭「寒いからさぁ♪」 俺は柚に抱きつく 柚は最初は抵抗しなかった 慣れてるからかな…? 柚「離してー!!」 恭「しょうがないなぁ…」 仕方なく離してやると、柚の友達の梶山と一ノ瀬の方に走って行った 柚…俺はお前が好きなんだよ…? 早く気付いてよ… 鈍感の柚には分からないだろうね… 「おはよー恭♪」 恭「…おはよー直!」 直こと恵比寿直人は俺の親友☆ 直は爽やか少年でみんなの(多分)癒し系 直「恭どうしたの?」 恭「柚のこと…考えてて…」 俺の気持ちを知っている直は「なーんだぁ♪」と笑って言った .
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