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虹をみた 遠く 静かに 淡く 儚く 屈曲した光を掴もうと 足掻いて もがいて 走って 歩いて けれど 遠くなる ようやく掴んだと思ったら 朝だった 確かに掴んだ光の欠片 手に残る感触すらない でも 私が望んで良いのはこれだけ 今は走る ただ それだけ
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