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「それでなっちゃん。どこから行くの?」
蜜柑が俺に尋ねてくる。
「そうだなぁ。まずは新しい服とかかな」
「じゃあ私がなっちゃんをコーディネートしてあげる」
そう言うと蜜柑は俺の手を引っ張って服が売っているコーナーに向かって行く。
「ちょっと蜜柑!早いよ!」
俺はあまりに早く進む蜜柑に少し落ち着くようにと言った。
「ごめんね。なっちゃんの服を選べると思ったらテンションが上がっちゃって」
テヘっと言いながら蜜柑が謝った。
「まぁ別にいいから。だけどもうちょっとゆっくり行こうよ」
俺がそう言うと蜜柑はウン!と頷き今度はゆっくりと服のコーナーに向かった。
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