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写真も撮り終わりレストランを後にした俺達は帰路に着いていた。
俺は無言で歩き、そして蜜柑はそんな俺を見て落ち込んでいた。
そろそろお互いの家に着きそうになった時蜜柑は意を決して言った。
「なっちゃん!今日はごめんね・・・・」
蜜柑の謝罪を聞き俺が振り向くとそこには涙を流しながら謝る蜜柑がいた。
俺はそんな蜜柑に近づくと蜜柑に何かを着けた。
「・・・・なっちゃんこれ・・・・」
「今日買い物に付き合ってくれたお礼。お前に似合うと思って・・・・」
そう言って俺が蜜柑に着けたのはネックレスだ。
「もう!なっちゃん大好き!」
ネックレスをもらった蜜柑は俺に飛び付いた。
飛び付かれた乃斗は蜜柑の下敷きになって悶絶したのは言うまでもない。
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