親切は時として仇になる

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「あんた、蜜柑ちゃんに手出すなよ」 母親が冷めた視線でこっちを見ながら言ってきた。 「誰が!手なんか出すわけないだろ!」 「えっ!出してこないの?」 俺が親に出すわけない!と反論していると蜜柑がまさかという顔で俺に言ってきた。 何となくこの場に居づらくなった俺は急いでカレーを食べ終えるとリビングを後にした。 「はぁ。やっぱり風呂は落ち着くな」 リビングを後にした俺は風呂に入り今日の疲れをとっていた。 つかぬ間の休息を楽しんでいた俺は魔の手が伸びている事何かに気づかずまったりしていた。
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