親切は時として仇になる

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「なーっちゃん!背中流そうか」 俺が1人でくつろいでいると案の定風呂にまで来やがった。 なんかもう・・・・ 鼻血流しながらハァハァしてるし・・・・ 「残念だな。俺はもうあがるんだ」 そう言って俺が風呂から出ようとしてふと蜜柑を見た瞬間・・・・ 「ブハッ!!」 俺は鼻血を流してしまった。 「なぜ・・・・真っ裸」 「えっ?あっキャー!」 蜜柑の奇声を聞きながら俺の意識はフェードアウトしていった・・・・ 「・・・・なっちゃん!」 「なっちゃん大丈夫?」 俺が目を覚ますと目の前には心配そうな顔をする蜜柑とあきれて物も言えない顔をした母さんがいた。
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