親切は時として仇になる

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馨と優衣は中学時代から付き合っていたらしく正樹はその頃からずっとイチャイチャするとひがんでたらしい。 「馨!正樹がいじけてるからかまってやろうぜ!」 「そうだな」 「じゃあ俺行くけど蜜柑!優衣ちゃんに迷惑かけんなよ」 「かけないもん。なっちゃんこそ馨君に迷惑かけないでね」 俺は蜜柑と少し話して馨と一緒にバンガローに向かった。 「おーい!待ってよー!」 あっ正樹忘れた。 「酷いよ。2人共」 いじけながら正樹が俺達に近寄って来た。
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