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それからも一方的に攻められ続けた正樹は肝試しが始まる頃にはもうテンションが底辺だった。
「ほら!正樹お前が楽しみにしていた肝試しの時間だぞ」
見かねた馨が珍しく正樹を慰めるが正樹は依然として茫然自失状態であった。
「あーあ。残念だな。正樹の事が気になっている女の子がいたのに・・・・」
俺がちょっとそう言ってみると正樹は
「マジか!ヤッホー!!」
急激にテンションを上げてもう見ていてうざく感じる位に正樹は元気になった・・・・嘘とも知らずに。
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