親切は時として仇になる

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出口を出てしばらく歩いていたが何か来た道ではなくどうやら違う道に出てしまったらしい。 来た道にはなかった看板がそこかしこにある。 「ねぇ!戻った方がよくない?」 「・・・・・・」 問いかけに応じない少女についにしびれを切らして俺は強引に少女の肩を持ち歩くのをやめさせた。 「何だよ。触るんじゃねーよ」 するとようやく少女は俺に反応してくれた。 無理やり俺の手を振り払い歩き始める少女だったが向かった先に 『この先崖あり危険!』 という看板があったが少女は気づかなかったらしくそのまま歩きそして・・・・
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