親切は時として仇になる

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「なんだ寝るだけでいいのか・・・・って馬鹿そんな事するわけないだろっ!!」 「むぅ!なっちゃんのイケズ」 頬膨らましてもだめだぞ。 ・・・・ちょっと可愛いけど。 俺はいつまでも引っ付いている蜜柑を引き剥がし自分のバンガローに帰るのだった。 「なっちゃん・・・・夜中覚悟しといてね♪」 なので俺は蜜柑の不気味な発言に気づく事が出来なかった。 「ふぅ疲れたー!!」 「お疲れ。随分時間がかかったね」 バンガローに着いた俺を先に帰って来ていた馨が迎えてくれた。 ちなみに正樹は・・・・なぜだか隅っこでいじけていた。
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