親切は時として仇になる

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「どうする?」 「うーん。どうしましょう」 しばらく2人は悩んでいた。 「私のバンガローに運ぶか」 「先生のですか?まぁいいでしょう。運びましょう」 どうやら先生のバンガローに運ぶ事になったようだ。 「慎重に運べよ?」 「えぇ。そっとね」 2人は慎重に乃斗をバンガローの外に運び出した。 そして2人はそのまま乃斗をバンガローに連れて行った。 「ふぅ。長狭ご苦労だったな。帰っていいぞ」 そう言うと先生はそのままベッドに乃斗を運んだ。 「ちょっと待ってください!!」 もちろん蜜柑がこのまま引き下がる訳もなく2人はまたいがみ合うのだった。
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