prologue -三人のキモチ-

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俺がたった一つ望むのは君の幸せだったはずなのに 気づけばそんなきれいごとなんかじゃなくて 兄貴に負けたくない。 君に俺だけを見て欲しい。 そんな自分勝手な気持ちが独りでに走り出していた。 ・・これが恋? 初めての恋は 想像したよりずっと苦しくて辛くて・・ でも君が笑ってくれるだけで 全てをチャラにしてしまえるくらい幸せな気持ちになれるんだと知った。           〈司のキモチ〉
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