始まり

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「光博ー!!起きなさーい!朝よ!」 一階の台所から光博の母親が怒鳴っている。 光博「はーい…今行くー!」 眠い目を擦りながら光博は一階へと降りていく。 母親「あんたもうちょっと早く起きれないの!?健児君もう来ちゃうわよ!」 光博「わかってる!うるさいなぁ…。」 健児とは光博の幼馴染みで大の仲良し、何をするときでも一緒にいる親友だ。小学三年生にしてすでに身長が160センチもある。 「おはようございまーす!!」 玄関から元気な声が聞こえた。 母親「早く行きなさい!待たせたら悪いでしょ!」 光博はろくに手をつけてない朝食をあとに近くにあったランドセルを肩にかけ玄関にむかった。 健児「また寝坊か光博?」 光博「ごめんね!すぐに出れるから!」 健児「早くしろよな。」 急いで靴をはく光博。 変わらない一日が始まる。
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