「暁の子」堕天使 ルシファー

3/4
前へ
/36ページ
次へ
ルシファーは自らが神になろうと考え神に反乱をしたが結果敗北した。そして、傲慢の罪で天界をおわれ、その後地獄に叩き落とされた また別の節では人間に対する嫉妬によって反乱を起こしたという伝承もある。それによると神はルシファーら天使の反対を押し切って人間を作り、天使達に対して「人間に跪くように」と命じた。天使の中には作られたばかりの不完全な人間の下に置かれる事を快く思わない者もいた。 ルシファーは神に愛された人間に対し激しく嫉妬したのだ。 原初の人間アダムとイブをそそのかし知恵の林檎を食べさせたのはルシファーだとされている。 それは人間と神に対しての復讐だったのであろう ルシファーは傲慢の罪で、ダンテの地獄の最下層反逆地獄に今も氷漬けにされている。 ルシファーはただの悪鬼ではなくただ愛に飢え、道を踏み外してしまっただけなのかも知れない・・・・
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

94人が本棚に入れています
本棚に追加