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…あれから何分経っただろう…。
30分かもしれないし、1時間かもしれない…。
もしかしたらまだ10分も経ってないかも…。
「…退屈…寂しい…」
どっちがホントの気持ちかも自分では分からない。
少しすると、ピンポーンというチャイムが鳴った。
…こんな時間に…誰…?
…春兄に1人の時はチャイムが鳴っても出るな、と言われてる。
…言うこと聞かなかったら後が怖いから、このチャイムには出ない。
しばらくすると、ガチャッと音がする。
…アレ…?
鍵は閉めたハズ…。
「…星ー」
…ん…?
聞き慣れた声…。
「煌希!?」
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