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「正解っ!どうして学校休んだの?」
私は煌希に説明した。
春兄がしばらく普通の帰宅時間じゃないから診察が出来なくて、学校に行けないこと。
「…成る程ね…。悪いけど睦月さん、一発殴らせてもらおうか…」
「…煌希…?」
何か…恐い…。
「…心配なのは分かるけど、星の気持ちをもう少し考えるべきね、睦月さんは」
煌希は自分で言ってたことに、自分で納得してた。
「星、来なさい」
「…え…?…」
私は煌希に腕を掴まれて、その勢いで家を出た。
…春兄から外出禁止令が出されてたんだけど…。
それを言うと煌希は、薄く笑った。
…恐い…。
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