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…星はそんなに重症患者という訳ではない。
ただ…。
いつその重症患者に入るかが分からない。
生まれつき体が弱いのもあれば、俺みたいな身分の高いのと結婚して、回りの風当たりも酷くないとは言えない。
精神的なものから来る可能性だって、捨てきれない。
…だからこそ、心配。
この数日で、何かが、俺の知らない所で変化が起こらないか…。
こんなんじゃ、仕事すら手につかない…。
…でも、親父が話があるとか言って、断れなかった…。
「…最悪だ…」
本日2度目…、自覚はある。
「…だから何がだ?」
面倒だから、神無月に簡潔に話した。
神無月はうーん、と唸る。
…別にコイツに悩まれなくても良いんだが…。
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