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―――――
―星視点
「…ん……春兄!?」
私が目覚めた時、外は真っ暗だった。
ベッドから体を起こすと、隣には春兄が寝て…。
…心臓…、止まるかと思ったぁ…。
「…星…起きたのか…?」
春兄も私の声で起きた。
…あぁ…起こしちゃったな…。
でも…びっくりしちゃったから…。
「…ごめんね?起こしちゃって…」
「別に良い。…それより体調は?」
「…ん?大丈夫だよ?」
…え…、私、春兄に心配されること…。
…アレ?
そういえば、どうして家に帰ってるの?
…確か…煌希の家の別荘にいたような…。
「煌希ちゃん家の別荘にいたが、星が体調を崩したと聞いて帰って来た」
…そっか…。
私、倒れちゃったんだっけ…。
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