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「…星…、…勉強の時間だ…」
……へ…?
私は唖然とした。
春兄は私を軽々と抱き上げて、立ち上がる。
「…な……何々…?…」
私が真っ赤のまま急に抱き上げられて慌てていると、また春兄にキスをされた。
「…もう少し、静かにな…」
真っ赤の顔を更に赤くして私は俯き、黙っていた。
…春兄は恥ずかしいことも平気でやるんだからっ!
そんな私の気を知らないように春兄はさっさと移動する。
ゆっくりとベッドに倒される。
「…何?…寝る…の?」
「…言っただろ、…勉強だと」
そう言うと春兄は私の頬に手を伸ばす。
「…さぁ、始まりだ」
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