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―星視点
「…星…起きろ…」
ん…春兄の声…。
「…もう日が沈んでいる…」
…日が沈んでいる…。
……夜ご飯!
私は急いで体を起こした。
「…ゴメンね?…春兄…」
「…別に…。星の寝顔をじっくり見れただけ良しとする」
……?
私の寝顔を見ても面白くないのに?
…春兄は変わってるなぁ…。
「早く準備しろ。出かけるんだろ?」
「…うんっ!」
ベッドから下りると春兄は部屋から出ていってくれる。
私が着替えるって分かってくれてるから。
「…よしっ。これで大丈夫っ」
私は着替え終わると、春兄の待ってるリビングに向かった。
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