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――――― お昼休み、煌希と話していると、風君が私達の所へと走って来た。 「星。如月と葉月が来てるぞ」 「…え?」 月神一族が二人も揃ってどうしたんだろう。 枢ちゃんは二年生で、万君は一年生。 学年も違うから、良く会うってことはない。 「行ってきなさい」 煌希が言い、私は席を立って二人が待っている所まで走る。 「どうしたの?」 私が言うと、万君が自分の制服のポケットに手を入れ、何かを取り出す。 「今度、月神一族だけで行われるパーティーがあるんだよ」 「星ちゃんも来てね」 枢ちゃんが笑顔で私に言い、万君が私に何か紙を渡す。 「あ、睦月にはまだパーティーの話しはしてないから、星からヨロシクね」 「来てね!」 二人はそう言って、自分達の教室へと帰って行った。
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