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「そうだよね…」
少し考えながらふと窓を眺めると─
「あいつら!!」
アタシは慌てて教室を飛び出した。
裏庭に着くと、シキ君が2人の男子にやられていた。
「田嶋!川崎!あんた達またアタシに殴られたいー?」
勢い良く田嶋の襟首につかみ掛かった。
田嶋達も攻撃しようとしたが、アタシの早さには勝てず、顔面を殴られ地面に倒れた。
そして一目散に逃げていった。
「シキ君、大丈夫?」
アタシが駆け寄ると、手の甲を怪我していた。
アタシはポケットから、持ってたクマの絆創膏をシキ君に貼ってあげた。
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