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桐島は3階の馴染みのクラブに行くために、③のボタンをいつも通りに押していた。
彼らは5階のボタンを押した。
桐島はこのビルの事は、はっきり言って3階のいきつけのクラブしか知らない。
今までは気にもしていなかったが、ふと5階が気になり案内板に目を移した。
……あったのは、洒落てそうなバーが一軒と、クラブが一軒。
ビルの大きさから考えたら、フロアに二軒しかないのはどちらかが大きいんだろうと、簡単に予想できた。
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