第二章 エイクドリーフ

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この島を…お前達2人に救って欲しい。」 アルムじいちゃんは真面目な顔で言った。 「ちょっと待ってよ、アルムじいちゃん!じいちゃんの言ってる事は信じられないけど、確かな事かもしれないよ。でも俺達じゃ何もできないよ。」 「そう言うと思ったわい。2人共、エイクドリーフを生まれた時から持っておろう。」 グリッドはポケットの中から袋を取りだし、緑色の葉の形をした飴のような置物を手の上に置いた。 そしてミッカベルもポケットの中から袋を取りだし、オレンジの葉の形をした飴のような置物を手の上に置いた。 「それじゃ。エイクドリーフは世界中で選ばれた5人しか持っておらん。その中のうち2人がグリッドとミッカベルなんじゃ。ワシの考えが正しければ…この島の言い伝えを成し遂げる事で、島は救われるじゃろう。」
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