第一章 バギークロス

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世の中の天国、バギークロス。 それは青い空にぽつんと浮かぶ孤島。 年中食料は豊富にあり、争いも無く、そして便利な物がたくさんでその上、一人一人が自由に暮らせる。バギークロスに住む人達はみんなが幸せだった。 だがこの島には昔からある言い伝えがあった。 [選ばれしエイクドリーフを持つ2人がキルシュ城の前で、3つの秘宝を掲げる時、やがて真実の扉が開き、島は島の持っている姿に戻るであろう。] こんなのただの言い伝え…と思っていた。 なぜなら、キルシュ城はずっと前に無くなっているし、3つの秘宝だなんて、何の事か分からない。 だからほとんどの人が信じてなかった。
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