第二章 エイクドリーフ

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―――バギークロス イーストタウン――― 「お~い!グリッド~!!もう、遅いよ~。先帰るよ~!」 少女の声が聞こえる。 「俺を置いてかないでくれよー。」 少年がたくさんのブドウが入ったカゴを抱え、少女を追いかけながら叫んだ。 一応、バギークロスには三季がある。春・夏・秋。 今は秋で、この少年少女は今までイーストタウン特産のブドウと呼ばれる物を摘みに行っていた。
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