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「そういえばな、梁川」
武山が改まって梁川に話しかける。
「お前のリクエストだが、隣の神葉(かんば)高校のBチームが3人しかいないようだから、そこに入ってくれ」
「はい!」
嬉しそうに返事をする梁川。
なんだ、梁川は団体戦に出たかったのか。
「勿論、氷室もな」
「はい」
氷室先輩の声は透き通るような声だった。
「次鋒と副将を空けてあるらしいから2人で相談して決めてくれ。以上だ」
さて、俺は次鋒か…。面倒臭い奴と当たらない事を祈るか。
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