3677人が本棚に入れています
本棚に追加
どうにか顔を見た私は驚いた
あの人に似てる・・・アイツに会うまで私を包んでくれたあの人に・・・
龍二「あの・・・」
男は喋りにくそうにしていた。しかし次の言葉にわたしはさらに驚いた
龍二「・・・俺と・・・付き合ってほしい」
私は驚きのあまり聞いてしまった
実由「・・・・・・えっ。私・・・なんか・・・でいんですか・・・」
すると男は
龍二「大切にするから。ダメかな?」
昔のあの人が言ってくれた言葉
あの人と同じ・・・
でもこの人はあの人とは違う
実由「・・・ごめんなさい。今は・・・無理で・・・す。私は・・・あなたを・・・恐れて・・・しまっている・・・から。」
私はびくびくしながら断った。絶対なにかしてくると思った。アイツのように・・・。しかしこの人は違った
最初のコメントを投稿しよう!