第3話

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時計を見るとメールを始めて2時間がたっていた 《やばっ。もうこんな時間やん。そろそろ寝ないとね。なんか今日は俺が質問ばっかしてたね。ゴメンね。明日またメールしよ》 俺がそう送るとすぐ返信がきた 《はい。・・・・・最後に一つだけ聞いていいですか?》 なんだろう?そう思いながらメールを打つ 《なぁに?》 《どうして私なんですか?他にも女の子はたくさんいるのに・・・》 俺は返事に困った。どういう風に言えばいいかわからなかった。でもここは思ったことをはっきり言うべきだと思った 《・・・初めて会った時の目が忘れられないからかな。笑顔なんだけど、目はなんかすごく悲しそうっていうか・・・。なんて言っていいかわからんけど俺の頭から玉田が離れなくなった。だからかな・・・それに・・・初めてこいつを守ってやりたいって思ったから》 俺は打ってて恥ずかしくなった。でも俺の正直な気持ちだった 俺は送信を押した
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